Dhamma-ruci

仏教解説

禅ってなんだ?

6世紀の中国での話です。インドから来た僧侶・達磨(だるま)が、当時の皇帝・梁の武帝に謁見しました。武帝は仏教に大変熱心な人物で、たくさんの寺を建て、お経を写し、多くの僧侶に尽くしてきました。武帝はそれを誇らしげに語り、達磨にこう問いかけます...
仏教解説

チベット仏教とはなにか

ある男の話から始めます。11世紀のチベットに、ミラレパという人物がいました。若いころ、土地を奪った叔父への怒りから黒魔術を学び、多くの人を呪い殺した人物です。後悔した彼は、ある師のもとを訪ねます。師の名はマルパ。でもマルパは彼を弟子と認めず...
仏教解説

「本当の自分」って、いるの?

「本当の自分」とは何でしょうか?様々な場面で出てくる言葉ですが、正直意味がよくわからない。仕事のときの自分、家族といるときの自分、深夜にひとりでいるときの自分——どれが「本当」なのか。そもそも「本当の自分」というものが、どこかにあるのでしょ...
仏教解説

「苦しみ」って、そんな単純じゃない

「苦しい」という言葉は、日本語でも幅の広い言葉です。体が痛い、悲しい、息苦しい、しんどい——それぞれ違うことを指しているのに、同じ「苦しい」という言葉で表現されます。仏教が語る「苦(く)」も、同じように幅が広い言葉です。というより、もっと広...
仏教解説

仏教って、結局なに?

念願だった旅行先にたどりついたとき、心のどこかで、もうその旅が終わることを考えている自分がいる——そんな経験は、ないでしょうか。楽しければ楽しいほど、終わりへの予感がかすかに漂う。あるいは、欲しかったものをようやく手に入れたのに、しばらくす...